GP静岡も無事に終わりましたね。
私は3-3ドロップという散々なものでしたが、やっぱり大きな大会は楽しいですね。
調整の段階でMOのレートが初期値割れしそうになったり、レガシー神で0-3-1という凄まじい結果を出してしまったりで正直行かなくてもいいかとまで思っていましたが、何だかんだで行けて良かったとも思えました。

まあそんなこんなはさておき、結果はどうあれ色々と調整をしたデッキではあるので、折角なのでそれを取り纏めておきたいと思います。

今回の使用デッキは以下の通りです。

瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage ×3
悪意の大梟/Baleful Strix×4
トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest×2
墓忍び/Tombstalker×1(10)

渦巻く知識/Brainstorm×4
思案/Ponder×4
意思の力/Force of Will×3
思考囲い/Thoughtseize×2
コジレックの審問/Inquisition of Kozilek×2
致命的な一押し/Fatal Push×1
トーラックの賛歌/Hymn to Tourach×3
毒の濁流/Toxic Deluge×1
稲妻/Lightning Bolt×2
突然の衰微/Abrupt Decay×1
暗殺者の戦利品/Assassin’s Trophy×1
コラガンの命令/Kolaghan’s Command×2(26)

精神を刻む者、ジェイス/Jace,the Mind Sculptor×2
最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope×1(3)

島/Island×1
沼/Swamp×1
森/Forest×1
Underground Sea×3
Tropical Island×1
Volcanic Island×1
Badlands×2
Bayou×1
汚染された三角州/Polluted Delta×4
沸騰する小湖/Scalding Tarn×1
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire×2
新緑の地下墓地/Verdant Catacombs×3(21)

SIDE
青霊破/Blue Elemental Blast×1
狼狽の嵐/Flusterstorm×2
意思の力/Force of Will×1
外科的摘出/Surgical Extraction×2
悪魔の布告/Diabolic Edict×2
湿地での被災/Marsh Casualties×1
赤霊破/Red Elemental Blast×2
紅蓮破/Problast×1
森の知恵/Sylvan Library×1
暗殺者の戦利品/Assassin’s Trophy×1
虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb×1(15)

とまあこんな感じに。
グリクシスコントロールに一色足し、さらに対応幅を広げたといった感じでしょうか。
対コントロール・コンボに強く、土地系のデッキ(土地単やデプス以外にエルドラージ等のビッグマナ)、クロックパーミッションが辛いという感じですかね。
というわけで、以下細々としたカードの選択について…。


・墓忍び/Tombstalker
単純に好きなカードであるという理由がかなり大きいのは事実ですが、対エルドラージやデルバー系デッキに対して飛行を持っているというメリットは非常に大きく、これである利点が発揮される機会も多かったです。
無論安定感で行けばアンコウなのですが、このデッキで発掘系のクリーチャーが出てくるのは時間もかかるので、黒1マナの差はそこまで感じません。

・意思の力/Force of Will
このデッキのメインでの勝ち方は、アドバンテージカードをひたすら叩き付けつつ、レオやジェイスで蓋をするという形になるので3枚に。
色を足して選択肢が増える分、枠の選択が難しく、こういった部分で確保していく方向にしました。

・思考囲い/Thoughtseize、コジレックの審問/Inquisition of Kozilek
1マナでこちらから動ける動きが思案+ハンデスしかない為多めに合計4枚。
それぞれに強みがありますが、対クロパに対して弱いという所を考えるとコジ審多めの方が良かったかもしれません。

・毒の濁流
真の名の宿敵が非常に厳しいため、最低でも除去出来るカードを1枚は取りかったので。
選択肢としては悪魔の布告との二択だったのですが、ウィルの際にも書いた通りアドバンテージを取るという観点からこちらに。
全除去手段が役に立つ機会は多いですしね。

・突然の衰微/Abrupt Decay、暗殺者の戦利品/Assassin’s Trophy
最初は衰微を2枚で回していたのですが、BGデプスやスニークショーが増えてきたという事もあり、1+1になりました。
この二枚は役割が似ているようで実はかなり違うため、選択としては難しいところです。
特にデプスに対してはかなり有効に仕事をしてくれる為、もう少し増やしてもいいかとも思いました。

・最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope
最初は色を生かして森の知恵をアドバンテージソースとして採用していたのですが、グリデルが増加してきたのでこちらに。
対コントロール(奇跡、グリコン、デスタク等)に対しても十分効果がありますし、回収して強いクリーチャーも多いので噛み合いも十分。
本当に強いカードですね…。

・森/Forest
不毛の大地、血染めの月等キラーカードが多すぎるので一枚採用。
ただ、初手に来た際の弱さが尋常ではなく、かつこのデッキの森に対する優先順位は非常に低い為、ある程度のラインは切り捨ててしまった方が良かったかもしれません。
赤単プリズン等の1ターン目月に関しては、森が入っていようがいなかろうがそこから基本土地を揃えるのは絶望的に難しいですしね。


続いてサイドボードについて。

・外科的摘出/Surgical Extraction、虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb
対墓地利用デッキだけを考えるのであれば外科的摘出3枚で良かったのですが、対瞬唱用に使うには外科的摘出は弱すぎるので、1枚は呪文爆弾を採用しました。
対奇跡では蓄積された知識対策も兼ねていますし、何よりアドバンテージを失わないのはこの手のカードでは非常に大事です。

・赤霊破/Red Elemental Blast、紅蓮破/Problast
合計3枚とっていますが、暗殺者の戦利品をサイドに置いていることも踏まえると1枚削っても良かったかなと思っています。

・暗殺者の戦利品/Assassin’s Trophy
対デルバー系を見るのか対エルドラージ、スニークショー、デプスを見るかで衰微との選択肢が分かれる所でした。
デルバー相手でも仕事をしない分けではない戦利品に対し、上記3デッキに対して衰微はあまり機能しないと言う事で広さを取ってこちらに。


とまあこんな感じです。
最後に、採用を悩んで結局取らなかったカードを少し。

・不屈の追跡者/Tireless Tracker
墓忍び枠で悩んでいました。
対コントロールで考えるとこちらに軍配が上がりますが、苦手なデッキに対しての対応幅から今回は墓忍びを。

・定業/Preordain
1ターン目にこちらから動けるカードを引く期待値的にもう一枚そういった役割のカードが欲しかったので候補として。
後半だから腐るというカードでも無いですし、入れておきたかったのですが枠がなく断念。

・致命的な一押し/Fatal Push
グリデルが増えてきた為、コストの軽い除去を増やしたく候補に。
ただ、カードとしてのパワーが低すぎるので見送り。

・ゴルガリの魔除け/Golgari Charm
サイド用に。
対グリデル相手にエンチャ割と-1/-1を使い分けられることに加え、インスタントである。かつ基本土地のみで撃てるマナコストというのは悪くなかったのですが、森の優先順位が低く、かつ暗殺者の戦利品をサイドに置くことで過剰気味になりそうだったため、使いやすさ優先で湿地での被災となりました。

・真髄の針/Pithing Needle
色々と刺さるカードも多く、使いやすいカードではあるのですが、サイドインしてなお状況に依存すること、そもそもカードとしてのパワー不足である点などを理由に今回は断念しました。


大よそこんな感じですかね。
こんな長文を書くのは久しぶりなので、非常に読みにくくなってしまっているかと思います。

今回は微妙な結果となってしまいましたが、デッキ自体のポテンシャルは高いと思いますし、使い手次第では十分勝てる可能性もあったのではないかと思います。
是非ご興味を持たれた方は一度使ってみてもらえると嬉しいです。
また、色々な意見を取り入れたいとも思いますので、是非御意見頂ければ有難いです。

私自身今後このデッキをどうしていくかはまだ未定ですが、好きなデッキである事は間違いないので、何らかの形では触り続けていこうと思っています。

とまあ、今回はこの辺で…。
時間を見てかけそうならサイドチェンジについても書いてみようと思います。



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